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スティーヴジャンセン初ソロ作品

今年一番のアルバムに出会ったと言ってもよろしいでしょう。素晴らしいアルバムに出会い、やはり何歳になっても嬉しくなるものだなぁとしみじみ思うのです。まだ僕のココロはマシュマロのようにやらかい!と。

極力聴かないように(視聴しない)心がけていた甲斐ありまして体中に染み渡る大好きな音にひたひたと浸かっております。

ジャパン解散後は高橋幸宏氏とのコラボレーションや矢野顕子さんのアルバムに参加したり絶えず活動を続け、あるときは盟友バビリエリ、ミックカーンとMEDIUMを立ち上げてJBKとして活動。ジャパン再来か?と期待したレイントゥリークロウもあえなく空中分解。90年代後半は再び幸宏さんと接近しPULSEなんていうなかなか面白いユニットを結成。しかしかしかし!STEVE JANSENのソロ名義としてはこの度初の作品となったのです。

iTMSで購入できるジャンセンのソロ曲(シングル?)もありますがこれは極上アンビエントという感じです。シルビィアンが本腰を入れ始めたジャンセン、バーントフリードマンとのNINE HORSESもてっきりシルビィアンが中心としていたのかと思っていたがこの初ソロを聴いてみるとジャンセンの担っている役割の大きさは計りしれず重要なメンバーというのを思い知らされたのでした。徹底した裏方、脇役に転じた人間の経験値というのは素晴らしいものです。

ジャンセンは今年、教授や高橋幸宏氏、高野寛などが参加したペンギンカフェオーケストラにソロとして参加して佳作を残していました。

内容ですが、想像以上にシルビィアンの参加率は高く作詞やヴォーカルだけでなくギターも弾いています。ボーカリストもシルビィアンやスティーナ風のANJA GARBAREKやらなんやら唄物が多いし前衛的過ぎるエレクトロニカでなくジャズをベースとしてフィルムミュージック的な音作り。間違いなく傑作です。ジャケットはシルビィアン兄ちゃんによるものみたいです。特にシルビィアンが唄うPlayground Martyrsは名曲です。ライブでも披露されています。

http://www.stevejansen.com
http://www.samadhisound.com
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Underworld

決して、アンダーワールドの熱狂的ファンというわけではないのですが
新作が素晴らしかったなぁと思って綴ってみます。

先日新作をリリースしたThe Orb/Myspaceから
orb with underworld in nov in tokyo
peace lx
こんなメールが来て、
そういえば来日するんだったなぁ
なんてことを思い出しました。
http://www.myspace.com/orbisms

アンダーワールドを聴き始めた頃、
折しもデジロックムーブメントの到来なんかもあり、
ケミカルブラザーズ、プロディジーと共に
三大怪獣的な扱いを受けていて
その後はテクノ四天王というので
前述3組に加え、なぜだかそこにオービタルが加えられていて
オービタル信者(笑)の自分としては
どうにも居心地に悪い括りじゃないのかな?
と思ったりしていました。

98年前後はやはり僕もデジロックという括りのものをよく聞きました。
Underworld、Chemical Brothers、Fatboy Slim、Prodigy、
Hardknox、Moloko(時計じかけのオレンジから由来)、
MANCHILD(Jesus Jonesのマイクエドワーズが部分プロデュース)、
Apollo440など色々聞きました。

またJesus JonesやMeat Beat Manifesto、KMFDMなども
デジロックの先駆者だとか
早すぎたデジロックバンドだとか
何だかピークを過ぎてしまったバンドのように
書かれていることも多々ありました。

あまり知られていないと思いますが
Underworldのダレン・エマーソン(ダレン・プライス)は
布袋寅泰の作品に何度か参加し、REMIXを手がけたりしていました。
日本人は金持ちだからお金さえ出せば
誰でも参加するんじゃない?
なんていう一部の声もありますが....。

Underworldといえば、やはりトレインスポッティングでの
Born Slippyが印象的で
僕もこの曲は大好きな彼らの曲です。
ケミカルブラザーズなどは過激な発言が目立つ割に
対して面白い作品を残していない気がするのですが
(一般受けするような努力が感じられるというか・・・)
何故こんなにもUnderworldは支持されるのでしょうか。

一般にはコンピュータやシンセサイザーなどの打ち込み系の音楽は
肉体的ではないとか冷たい音楽だとか
無機質な音楽に聞こえるだとか
そういう意見をよく浴びせられます。

アンダーワールドも同じく、
明快なメロディや所謂ロックファンが好み
欲情的なサビや印象的なギターリフだってありません。
サウンドはクールでミニマルであるし
クラフトワークと同じく冷たいサウンドであるはずですが
そのクールさの中に異常な躍動感やエモーショナルな部分があって
ミニマムな世界の中に
哀しみや怒りや憂いや
人間が音楽に強引に持ち込みたくなる感情が
巧みに埋め込まれているのだと思います。

特に最新作におけるアンビエント的なサウンドは
これまでの彼らのサウンドとは違っていて
非常に面白いと思います。

個人的にはこの曲が一番好きです。

Kourtney Klein Drum!

Kourtney Klein Drum


テクニックとかわからないけどめちゃくちゃかっこ良い。
Nitzer Ebbのサポートなんかで活躍中です。

The World Is Everything Tour 2007

いよいよ今月末に迫ったDavid Sylvianの
ワールドツアー、日本公演。

映像が出ていました。

是非とも今回はオフィシャルの映像や音源リリース
して欲しいです!

SAW4にNITZER EBBの新曲提供??




ニッツァーエブのHPによりますと、
SAW4でNEのNEW SONGが収録されるらしいのです。

"When we were choosing songs for the 'Saw IV' soundtrack, we asked ourselves, 'What kind of music would the 'Saw' characters Jigsaw and Amanda listen to?'" reveals Jonathan Scott Miller, principal of Artists' Addiction Records, which will issue Saw IV Original Soundtrack on CD and as a digital release October 23, 2007; an extended digital release will follow in November. Read the complete content on:
Artists' Addiction Records to release Saw IV Soundtrack
http://www.soundtrack.net/news/article/?id=1074



http://movies.break.com/saw4/

その他、抜粋。

Artists' Addiction Records to release Saw IV Soundtrack
Release Date: October 1st, 2007
"When we were choosing songs for the 'Saw IV' soundtrack, we asked ourselves, 'What kind of music would the 'Saw' characters Jigsaw and Amanda listen to?'" reveals Jonathan Scott Miller, principal of Artists' Addiction Records, which will issue Saw IV Original Soundtrack on CD and as a digital release October 23, 2007; an extended digital release will follow in November. Miller served as soundtrack producer alongside Artists' Addiction principals Jonathan Platt and Jonathan McHugh ("Saw IV" producers Oren Koules and Mark Burg are executive soundtrack producers).

The answer to this pivotal question, as any fan of the hit "Saw" film series would guess, are the dangerous, dramatic strains of hard rock, metal and industrial music. These sounds are represented on Saw IV Original Soundtrack by giants of those genres – Nitzer Ebb, who unveil highly anticipated new material with the hard-hitting "Payroll (JohnO Mix)," Ministry ("Life Is Good"), Skinny Puppy ("Spasmolytic [Deftones Remix (Habitual Mix)])," "Saw" composer/Nine Inch Nails alum Charlie Clouser ("Just Begun") and Sixx: A.M., fronted by Mötley Crüe bassist/songwriter Nikki Sixx ("Tomorrow") – as well as established bands who've been influenced by them, including Drowning Pool ("Shame") and Avenged Sevenfold ("Eternal Rest"), and up-and-comers forging a similarly creative path like From Autumn to Ashes ("On the Offensive") and Submersed ("Better Think Again").

ん~~~、もうすぐリリースのようだし
面子も凄いし楽しみ。

Unreleased Works Of Startling Genius

BRIAN ENOとROBERT FRIPPのコンピ
Unreleased Works Of Startling Genius
がリリースされるよです。
楽しみです!!

MINISTRYラストアルバム

FUCK!ブッシュ!的テーマで制作していたような気がする
ミニストリー三部作のラストがリリースされ
いよいよアルが完全に引退するご様子。

傑作と呼べたREVOLTING COCKSの久々の新作といい
今回のアルバムといい
非常にクオリティが高くテンションも高い。

ブッシュへの怒りがここまでのモチベーションにしたのか、
高速電脳ビート、スラッシュギターを聞いていると
ブッシュのクビをはねて
ミキサーに入れて
グチョグチョのミンチにして
ぶちまけちまうぜ!
みたいな凄いパワー。

とかいいつつまだi-tunesで1曲買って
Myspaceで試聴しかしてないんだけども。

http://myspace.com/ministrymusic

表舞台から姿を消すのは淋しいが
またきっと戻ってきてくれるでしょう。

アルプロデュースによる21世紀盤
MINISTRY
の誕生をただただ待つばかり。
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  • SCHWA CAT INFORMATION.
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